G.M.D神戸さんに出していたリヤサスが返ってきたので交換しました。
オーバーホールに出したのは使用状況不明の中古サスでしたが、
特別問題はなかったみたいです。
帰ってきたサスと一緒に分解写真のデータが入っていました。

オイルは安定の真っ黒です。
シムなどもばらして洗浄しているみたいです。
帰ってきたサスにはストローク確認用のOリングが入っていました。

リヤサスの交換はスタンド使えないから吊り下げました。
あまり上げすぎるとタイヤを持ち上げないといけないので、
リヤタイヤから荷重が抜けるギリギリです。
タイダウンベルトの荷重を減らすために軽くジャッキ当てました。

ZX-10Rはタンクの下にサスのブラケットがあるので、
タンクを取り外して交換します。

サスは上側に抜きました。
サスを外した後にリンクもばらしてグリスアップします。

リンク側のボルトは左右ステップを外してアクセスします。
左右からレンチを掛けるので一人だとやりにくかったです。
外したリンクがこんな感じで結構汚れています。


ベアリングのシールが切れている場所もありました。
この車両は分解したことが無いはずなので、
新規組み立て時からだと思います。
今回は部品を用意していなかったのでそのまま戻しました。
国産車両でもこんな感じなんですね。
今回グリースはワコーズのウレア系ハイマルチグリースを選択しました。
詰め込むようにグリスアップして組み立て。
はみ出したグリスは汚れの元なのできれいに拭いておきます。

プレートは傷があったので軽く磨きました。
リンク、サスの取り付けナットはマニュアルでは毎回交換ですが、
今回は再利用しました。
ナット1個165円なので交換したほうが安心だとは思います。

それぞれの部品は安いですが、
すべて交換となるとそこそこの金額になりますね。
洗浄、グリスアップが完了したら元通りに組み立てていきます。

赤丸部にある刻印が車両の左前に来るように組み立てます。
左右のプレートは同じ部品です。
ナットのトルクは全て 34N・m(3.5kgf・m , 25ft・lb)
後はステップ、燃料タンクを元に戻して終了。
のんびりやってたら3時間ぐらい掛かってしましました。
ステムグリスアップとフロントフォークOHは改めて記事にします。
最後にバイク吊り下げに使用した物のリンク置いておきます。
フロントスタンドはあると結構便利です。
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