午前中にZX-10Rで走ったスプリントレースでお腹いっぱいですが、午後からがメインイベントの4時間耐久エンデューロです。4時間はエンジンボアアップしていない50ccのスーパーカブでエントリー。午前中にもいろいろ問題発生しましたが、そちらについては午前の部のブログをご覧ください。
午後は12時からスタートになります。4時間耐久は林道コースも含めたフルコースエンデューロとモトクロスコースのみのコースエンデューロに分かれていて、それぞれスクーター、ビジネス、~125、OPENと合計8クラスが一斉にスタートします。
スタートラインに向かう背中がまるでレースを走り切った後のよう(笑)
前側にフルコース、後ろ側にコースと2グループに分けてのスタートでした。
この時はまだ恐ろしいレース展開になる事を知らない第一ライダー
泥詰まりが解消されれば問題なく走れるだろうと思ってのスタートでしたが、いきなりの足漕ぎです。スタート直後は下りだったので良かったですが、次の登りが全く上りませんでした。
スタート動画はこちらをご覧ください。
4時間耐えるために交換していた強化クラッチが裏目に出たようで、50ccのままだと繋がるのが早すぎて回転が上がらず、ゼロ発進の登りは全て押しでスタートしなければいけないマシンに仕上がっていました。ボアアップ無し作戦失敗です。
パワーがいらないところは上手に走っているんですけどね・・・。
第一ライダーはエスケープ無しで走るともらえる1周ボーナスを狙って走ったようですが、大渋滞もあり約1時間かかって1周回ってきました。
フロントの泥詰まりとパワー不足のためにライダーもヘロヘロです。
とりあえず一周回ったところでピットイン。軽量化と少しでも泥が詰まりにくいようにするためにスプリンガーフォークを外します。
第一ライダー疲労困憊のためこのタイミングでライダー交代。第二スティントは特に問題発生せずに3周走行。
実はスプリンガーフォークを外した時にネジをつけ忘れて爆弾を抱えた状態での走行でしたが、気付かないまま第三スティント走行の第一ライダーに交代。
ここで悲劇が起きました。裏の林道コースに入ってから全然帰ってこない。探しに行きたくてもどこにいるかわからないので広場で待っていると他のライダーの方から一人足が攣って動けなくなっているとの情報が。
写真も動画も残っていないのですが、フォーク上側のネジをつけ忘れていたために、転倒した際タイヤがエンジンに接触するところまで入ってしまいフロントタイヤが回らない状態に。気付かずにバイクを押しまくった結果ライダーが限界を迎えたようです。
無理やりフォーク修正し何とか周回。
二周目に挑戦しましたが直後の登りでまた足が攣る緊急事態。第一ライダー二度目の緊急ピットインしました。
ピットインついでに空気圧が低かったので調整しようと思ったらバルブキャップ紛失してエアバルブが泥まみれ。水で洗い流しながらタイヤに残っていた空気で何とか洗浄。次から次へと問題が発生します。その間も足が攣ったままの第一ライダーは悶絶していました。
足が復活しないのでここで三回目のライダー交代。
しかしライダー交代後の一周目でリヤタイヤロック。チェーンの泥詰まりかと思いましたが、泥を取っても動かない。原因はタイヤとリヤフェンダーの間の泥詰まりでした。スタッフの方に補助してもらい一部コースを逆走して三度目の緊急ピットイン。
高圧洗車機でタイヤ周りの泥を落として何とか復活。
その後は順調に周回を重ねることができ無事にゴールとなりました。
それなりに準備もして挑んだ3年目の「零」ミニバイクエンデューロでしたが、またしても表彰台を逃してしまいました。これだけトラブルが発生したにも関わらず無事に完走できたって事は日頃の行いが良かったという事にしておきます。でもなんか悔しいので来年こそは排気量アップしたカブで挑戦することになるでしょう。
主催者、スタッフ、参加者の皆さん本当に楽しいイベントをありがとうございます。
また来年もよろしくお願いいたします!!
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