スーパーカブのステップをクロスカブのステップに交換しようとして失敗したので、リトルカブのステップを使用してみます。オフロード走行をするので、できれば可倒式のステップが良いのですが、溶接機を持ち合わせていない為、なかなか加工が難しそう。純正ステップに付けるタイプのアルミステップバーにて対応できないかやってみました。
使用したのはリトルカブの純正ステップで、購入はWebikeの純正部品コーナーからです。
P/N 50610-GCN-740
購入時の価格は 3,091円(税込)でした。
今回購入したステップに対応するステップバーも何種類かあるのですが、どれも外径が細くて滑り止めもゆるい感じです。オンロードを走るなら問題ありませんが、オフロードだと滑りそうで怖いです。
そんな中見つけたのがこのステップバー。
対応車種がスーパーカブ110(JA07、JA10、JA44)カブ50(AA04)用となっておりそのままでは付かなさそうですが、主に違うのは取り付け軸径だけみたいなので加工すれば付くでしょうってことで購入。
今回の加工担当はワンオフ大好き弟です。やっつけ仕事は私の担当(笑)
ステップの滑り止めは結構ピンピンです。
ステップバーの下側に回り止めのネジが付いていますが、これだけだと簡単に回ってしまいそうなので。純正ステップ側に回り止めのくぼみを付けます。若干ズレているのはご愛嬌。
取付ネジ側も先端を加工しました。
純正ステップの外径は14mm、アルミステップバーの内径は20mmなので厚さ3mmのカラーがあれば取り付け出来ます。ですが、そんなに都合のいいものはなかなか無いので、アルミ板を加工してスペーサーを作ります。3mmのアルミ板を曲げるのは至難の業なので、1mmのアルミ板を3枚重ねる作戦。
ホームセンターで購入したアルミ板を6枚切り出していきます。
適当な棒を使用してある程度の形状まで曲げ加工。
ある程度の形になったら純正ステップバーにアルミ板を3枚あわせて最終の整形をしていきます。小型のバイスとプレスを使って純正ステップバーに沿わせて曲げました。
アルミステップバーを付けるとこんな感じになります。
回り止めのネジが結構飛び出すので、イモネジに変更する予定です。
とりあえずしっかりとは付きましたが、あとは4時間のオフロード全開走行に耐えれるかどうかです。取り付けする部品全てが本番での耐久テストなのも面白いですね。
左右同じものを作ってステップの加工は終了です。
クラッチの交換とフォークの加工が残っていますが、あと一週間で間に合うのでしょうか・・・。
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