今年もこの時期がやってきました!!
昨年はカブ50のオリジナルエンジンに強化クラッチ組んだだけの仕様で参戦し見事惨敗したので今年はボアアップに挑戦します。
結局ギリギリに準備になってしまったので問題も山積みになりそうですがそれも楽しさということで。
時間が無いので夜間作業もできるように家の中で作業開始。
※マニュアルなしでの素人作業です。参考にする場合は自己責任でお願いします。
今回使用するのはKITACOのボアアップキットとハイカム、安さに負けて選んだ中華キャブです。
ケイヒンのキャブを購入しようかと思っていたのですが1/10の値段に妥協してしまいました・・・。
では作業していきます。
マフラー外してオイルを抜きます。
キャブ、エンジンヘッドの左右カバー取り外し。
右側のボルト三本緩めると左右のカバーが外れます。
左右ともガスケットで貼り付いていました。
カムスプロケットのボルトを外してカムスプロケット取り外し。
回ってしまうのでフライホイールを手で押さえて外しました。
ナット4個と左側のボルト1本外すとシリンダヘッドが取れます。
シリンダはエンジン左側のボルト1本で外れます。
固着して外れなかったので、叩きまくりました。
※ラチェットハンドルはハンマーではありません。
シリンダの横にあるボルトを外してカムチェーンガイドローラーを外せばシリンダが抜けます。
ピストンめっちゃ小さい。
ピストンリングは組まれていないので自分で組み立てます。
オイルは今回もカワサキ冴強。
真ん中に黒のリングで刻印が上向き。
その他は上下関係ありません。
ピストンピンのクリップをはめるのに苦労して次の写真はシリンダー組み込み(笑)
ピストンはEXの刻印が下になるように取り付けます。
素人2人掛かりでなんとか入りました。
シリンダヘッドを組む前にカムシャフトの交換をします。
カムシャフトの抜き差しはバルブアジャスタをいっぱいに緩めて行います。
エンジン汚すぎてゴミはいりそう・・・。
外したカムシャフトは思ってたより綺麗でした。もっとガリガリになってるかと。
カムシャフトを入れるときはカム山がシリンダ側を向くように入れます。
結局位置が分からなくなって圧縮上死点を探しながらグルグル回して組み立て。
クランクケース上側にある合マークとフライホイールのTマーク、シリンダヘッド先端側にある合マークとカムスプロケットのOマークが合うようにカムチェーンの位置を調整します。
とりあえずボアアップキットとハイカムの組み立ては完了です。
ボアアップキット組んだらオイルポンプも交換とか書いてますが、冬やし大丈夫かな~?
オリフィスの拡大加工とかクラッチ外しとかめんどくさいので、あえてノーマルで耐久テストしてみますかね。
中華キャブレターは開封して仮組のみで今日の作業は終了です。
シリンダヘッドサイドカバーは純正ビッグフィンに交換予定なのでエンジン始動はお預け。
当日までに慣らし運転完了するんですかね・・・。
ZX-10Rも若干準備があるので並行して進めていきたいと思います。
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