パワーライド記事と順番が前後しましたが、
サーキット前にブレーキレバーの交換とリモートアジャスターと取り付けました。
今回選んだのはACTIVEのビレットレバー RSタイプ スタンダードサイズと
RSタイプ リモートアジャストワイヤー&ブラケットセット オフセットタイプ
レバーの交換は比較的簡単でした。
ブレーキレバーピボットボルトの裏側にあるナットを外してから
ブレーキレバーを保持してピボットボルトを外します。
取り付け前にマスターシリンダーのピストンロッド部分と
ピボットボルトにシリコングリスを塗っておきます。
後は取り外しと逆の手順で組み立てます。
締め付けトルクは
ピボットボルト:1.2 N・m(0.12 kgf・m)
ピボットボルトロックナット:5.9 N・m(0.60 kgf・m)
これでレバーの取り付けは完成です。
続いてリモートアジャスターを取り付けます。
ブラケットはクラッチレバーホルダーとスイッチボックスの間に付けますが、
干渉して付かなかったので、スイッチボックスを外側にずらしました。
スイッチボックスには位置決めのピンがあるので削ります。
ちょっと削った後の写真になるのですが、
ハンドルバーには穴があってスイッチボックスにはピンがあります。
スイッチボックスのピンは中心に金属ピンが打ち込まれているので、
軽く樹脂を削ってから金属ピンを引き抜きます。
その後完全に樹脂部を削って平らにします。
これでスイッチボックスの位置を自由に変えられるようになりました。
操作しやすい位置を探してリモートアジャスターブラケットを取り付けます。
とりあえずこの位置に落ち着きました。
こうやって見ると純正のスイッチボックスって結構大きくて邪魔ですね。
ブラケットの位置が決まればワイヤーの加工をします。
ブラケットとレバーの間にワイヤーを通して長さを決めますが、
どこを通すかで必要な長さが変わったりするので慎重に調整します。
長いのはなんとかなりますが、短すぎた場合は完全にアウトです。
長さが決まれば先端の部品をカシメます。
キットの中にあるツールを使用しますが、
ワイヤーのカバーを少し余分にカットしなければいけません。
説明書では万力で作業するようになっていましたが、
道具が無かったので、アルミのプレートに挟んでカシメました。
結果アルミプレートが曲がって完全にはカシメることができませんでしたが、
抜けることはなさそうなので良しとしました。
最終的な取り回しはこんな感じになりました。
ワイヤーの位置調整でフロントフォークとタイラップで止めています。
サーキットで使った感じは純正では走りながらはできなかった
ブレーキレバーの調整ができるようにはなりましたが、
慣れるまではグローブ越しだとクリック感が分かりにくかったです。
また直線の全開時か流している時しか触れないので、
クイックシフターが無いとなかなか忙しかったです。
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