エンデューロごっこの参加で2時間過酷な使い方をしたのでエンジンオイルとオイルエレメントの交換をしていきます。
冷却水も大量に吹き出しエンジンの温度が高くなる状態で走り続けましたが焼き付かなかったのは elf & kawasakiのVent Vert 10W-50 “冴強”を使っていたからってことで今回も同じオイルを使用。
低温時の始動性やピークパワーは犠牲にしていると思いますが、エンジンの保護性能の観点から10W-50の冴強を選んでいます。
粘度が高いのでしっかり目に暖機をしてからオイル抜き取り。今回はオイルエレメントも交換します。
オイルエレメントが外しにくいので私はいつもラジオペンチを穴に突っ込んで引き抜いてます。
外したオイルエレメントはいつものことながら汚れているのかどうか分かりません。明かな金属粉は無さそうなので大丈夫でしょう。まあ、実際は全開走行ほとんど出来てないと思うので・・・。
今回はガスケットも一緒に交換します。新品と比較すると結構変形していることが分かりますね。
今回使った消耗品の純正部品番号
・ドレンプラグガスケット : 92065-058
・オイルフィラープラグ Oリング : 92055-1146
・エンジンオイルフィルター : 52010-0001
・オイルフィルターキャップ Oリング : 92055-520
オイルフィルターは “THIS SIDE TOWARDS ENGINE” の刻印がある側をエンジン側(車体内側)に向けて取り付けます。ゴム部には薄くオイルを塗って付けました。
オイル交換参考データ
・ドレンボルト 規定トルク 20N・m(2.0kgf・m)
・オイルフィルターキャップボルト 規定トルク 9.8N・m(1.0kgf・m)
・オイルフィラープラグ 規定トルク 3.5N・m(0.36kgf・m)
・オイル量 フィルター交換時は0.8L、フィルター交換しなかった場合は0.75L
今回はオイルフィルターも交換しているので800ml入れてレベルを確認します。オイルの計量は中古のオイルボトルを使い回していますが、750mlのメモリがありノズルも細いのでKXのオイル交換には重宝しています。オイルジョッキだとちょっと不便なのでオイル用の計量カップを用意するといいかもしれませんね。
オイルが入ったら軽く暖機して少し静置した後にオイルレベルを確認し、LowerとUpperの間にあればOKです。
続いてシールドクターを使ってフロントフォークシールの掃除をしました。動き重視なのは分かるんですが、ダストシールはもうちょっと強くならないですかね・・・。
ウエスも巻いていたのでそこまでひどくはありませんでしたが、それなりに汚れが出てきました。
どれだけ効果があるか分かりませんが、しないよりはマシということで。
作業時T.T : 4.3h
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