軽自動車ミラL275で、兵庫県から栃木県・モビリティリゾートもてぎまで“無給油”で片道800km弱を走破!
目的は、世界最高峰のバイク競技「FIMトライアル世界選手権 日本GP」を観戦するため。
「軽で800km!?ガソリン持つの?」「観戦って何が面白いの?」
そんな疑問を持つあなたに、ポンコツ軽自動車の燃費チャレンジとゆる~い世界選手権観戦をレポートします!
関西~モテギまで:軽自動車で無給油ロングドライブ
なぜ無給油で行こうと思ったのか?
今回の旅は、「節約」と「軽自動車でのロングドライブチャレンジ」を兼ねて、兵庫から栃木まで無給油で走れるかに挑戦しました。
愛車は購入2年目のミラL275V(5MT)。普段の燃費は平均で約24km/L。
高速道路をおとなしく走れば、過去の平均燃費が出せると見込んでの挑戦。
兵庫県からもてぎまでGoogleマップによると745km。メーター読みで860km走れる計算なので、メーター誤差を考えても到達できると判断して決行!!
もしもの時の為にガソリン携行缶で10L搭載(笑)
使用車両:ミラL275V 5MT 走行距離10万Kmオーバー ローダウン(空力で有利?)
スペック:燃費24.2Km/L 燃料タンク容量36L 無鉛レギュラーガソリン
※現在1年単位でレギュラーとハイオクの燃費比較検証をしている為、今回はハイオクで走行。
栃木県まで無事にたどり着くのか・・・。
自宅付近で燃料を満タンにしてスタート。
実家に弟を迎えに行って出発は5月16日の21時ごろになりました。
経路は山陽道→新名神→伊勢湾岸→新東名→圏央道→東北道→北関東道

弟と2人なので眠たくなったら交代作戦!
出発してから休憩なしで駿河湾沼津SAまで走ってドライバーチェンジ。
途中、工事渋滞もありましたがほぼロスなく走れました。
ローダウンの弊害、路面の突き上げで内臓まで響き渡る衝撃・・・。
助手席では寝ているようで寝れない状態が続きます(笑)

順調に栃木県まで走りましたが、高速を降りる直前に燃料ランプが点灯!!
ドキドキしましたが、なんとかガソリンスタンドまで“無給油走破”に成功!
高速道路で給油することなく到着することが出来ました。

出発からガソリンスタンドまでの燃費
・走行距離(メーター読み):775.6km
・Googleマップ計測距離:728km
・給油量:30.5L
・実燃費:約25.4km/L(メーター)/約23.9km/L(Googleマップ)
・燃料タンク残量:約5L以上
走行速度はGPS計測で90Km/h~100Km/hあたりをキープしていたことも低燃費の要因だと思います。


無給油チャレンジで用意したアイテムたちをいくつか紹介
・なんといってもガス欠対策。もしもの時の携行缶。
・スマホナビするなら必需品。スマホホルダーと充電器。
トライアルGP観戦:大雨のDay1
モビリティリゾートもてぎのアクセス・駐車場
無事に栃木県まで到着し、いよいよ旅の目的である「FIMトライアル世界選手権 日本GP」の観戦です
会場のモビリティリゾートもてぎへは、南ゲートから入場。
この南側には、遊園地やホンダコレクションホールなどもあり、家族連れでも楽しめる雰囲気です。
朝8時前に到着しましたが、ゲートの混雑は一切なし。
ゲートでは駐車券の確認のみで、観戦チケットのチェックはありませんでした。
服装について(観戦初心者の方へ)
この日は雨予報もあり、服装には少し悩みました。
結果的には「下のみレインパンツ+上はパーカー+傘」というスタイルで観戦しました。
ただし、傘の使用は一部の観戦エリアで制限されている場合があるので要注意。
少しでも近くで見たい人は上下カッパをおすすめします。
少しでも近くで選手を見たい方や、雨天時に動きやすくしたい方は、上下ともにレインウェアの着用をおすすめします。
会場のアクセスと雰囲気
駐車場からセクションエリアまでは徒歩で約10分ほど。
舗装された道から一部未舗装路に変わり、水たまりも点在していました。
靴は防水のハイキングシューズや長靴がおすすめです。
今回は革の登山靴で観戦しました。

トライアルの魅力は、なんといっても“間近で迫力ある走りを見られる”こと!
世界選手権の見どころはトライアルのトップクラスの走りを間近で観戦できるところ。
さらに日本グランプリならではなのは、日本人選手がスポット参戦していることですね。


大会が始まる前はTRRSパドックにもお邪魔しました。

世界選手権フル参戦の日本人ライダー、廣畑 伸哉の”アシスタント”と近畿レディースライダー
Jordi Crespiさん、傘さされて顔真っ赤じゃない??笑

大会スタート後のセクション前ウォーミングアップ
観戦はとても楽しめましたが、雨の影響もあって想像以上に疲れました。
一般的な「スポーツ観戦」のイメージとはちょっと違って、どちらかというと“キャンプに行く”くらいの心構えで臨んだ方が良いかもしれません(笑)
絶対王者 Toni Bou 選手
Gabriel Marcelli 選手 Toni Bou選手のチームメイト
Jaime Busto 選手
YAMAHA FACTORY RACING TEAMの黒山選手と氏川選手
トライアルGP観戦:雨が上がって状況悪化のDay2
雨が上がったのに状況悪化?
2日目は雨は止んでセクションの状況は悪化。
雨が止んだのになんで?って思いますが、雨が降っていると洗い流される泥が雨が止むことで水分を含んだ粘土質になり、岩の上に泥が付いて雨が降っている時より滑りやすくなります。
観戦する側にとっては過ごしやすいので兄弟そろってこんな感じ。
革の登山靴+アンダー+Tシャツで日焼けと悪路対策。

ライダー達はこんな感じ。
ドロドロのセクションを下見中です。

Day2の観戦動画
今回一番近くで走りを見れたのが11セクション。
ライダーとの距離は1mも無いぐらいで、普通に泥が飛んできます笑
動画は電動トライアルバイク 4メーカー
その他にもトップライダーの走りを堪能しました。
少し遠めに座っておつまみとビール片手に観戦するもよし。
セクションの間近で泥を浴びながら世界のレベルの高さを感じるもよし。
トライアルにはいろんな楽しみ方があると思います。
観戦にあったら便利なアイテムを紹介
・案外便利なのが踏み台。椅子や机に使えて後方から観戦するときには脚立代わりに。
・スマホではちょっと遠いときに、スマホ用望遠レンズ。
・机にもなって移動も楽なクーラーボックス
トライアルを始めるには?
これだけ世界の走りを見ると自分が始めるのは無理って感じがしますが、地方選手権に出場している人は10代~70代までと実際は幅広い人に楽しまれているスポーツです。
興味がある人はコメント、もしくはプロフィール下のインスタグラムリンクからDMいただければと思います。
私も近畿選手権の主催をするMSD racingを運営していますので興味があればぜひ一緒にトライアルを楽しみましょう!!
コメント