TRRSのフロントフォーク オイル交換

購入から1回も交換していないTRRSのフォークオイルですが、今回ようやく交換することにしました。

とりあえずタイヤとフロントフォーク取り外し。

フォークは外す前に掃除しました。使ったのはバイク専用シャンプーです。

フォークのトップキャップはフォークを少し下にずらして下側の三股ボルトを締めて緩めました。

サイズは17mm

ちなみに組み立て時に確認したらフォーク取り付け状態でも工具入りました笑

今回はオイル交換のみなのでフォークボトムのボルトは外しませんでした。

ダンパー側は分解しないので、スプリング側の方が部品点数多いです。

今回Oリングは再利用。

ダンパー側はフォーク動かしながらオイル抜きます。

抜いたオイルはこんな感じ。まあまあ汚れてる。

今回使用のNILSオイル フォークX SAE 4Wは結構黒いオイルです。

汚れ具合は分からなさそう。

専用ツールは持ってなかったので安物ノギスで油面調整。

ダンパー側はインナーチューブをボトムさせ、トップキャップを引き上げた状態で55mm

スプリング側はスプリングを抜いてインナーチューブをボトムさせた状態で110mm

アルミインナーチューブの場合はダンパー側75mm、スプリング側130mm

サスセッティングについてはTRRSモーターサイクルスジャパンのホームページを確認してください。

ダンパー側の組み立てはインナーチューブを伸ばした状態で行います。

組み立て時のインナーチューブ位置が基準になるため、縮めた状態でトップキャップを閉めると無荷重状態で完全に伸びなくなりました。

トップキャップを手で締めてフロントフォークをバイクに取り付け。

下側の三股ボルトのみ締めてからトップキャップを締めます。

ホイールを取り付ければ完成です。

鈍感なので交換前後の違いは分かりませんでしたが、たぶん良くなってるでしょう。

完全分解のオーバーホールした方がいいですが、こまめにオイル交換することで内部の部品の磨耗も少なくすることができます。

今回はNILSのフォークXを使用しましたが、TRRSの純正指定はNILSフォークオイルSAE 5Wになります。

オイルの粘度規格は難しいくて苦手ですが、調べた感じは40℃の動粘度( mm² / s )が15 ~17 ぐらいがSAE 5Wになるんですかね?

SAE 5W相当のフォークオイルの動粘度(40℃)をちょっと調べてみましたが・・・

ZX-10R 2014 純正指定 SHOWA SS-19 15.1 mm² / s

YZF-R1 2008 純正指定 YAMALUBE S1 15.8 mm² / s

NILS フォークオイル 5W 17.0 mm² / s

KAWASAKI KHL 15-10 14.9 mm² / s

KAWASAKI KHL 15-11 16.1 mm² / s

と結構バラバラ。

ちなみにNILS フォークオイルX 4W は動粘度(40℃)14.0 mm² / s

値段はSS-19が一番高くてKAWASAKI KHLシリーズが一番安くなります。

YAMALUBE S1で安いところで買うと2000円ちょっとって感じですね。

どのオイルを使っても微妙な粘度の差は感じないでしょうし、間を取って今後購入する際は液体パーツを謳っているYAMALUBEのS1に統一してすべてのバイクに使用したいと思います。

作業日:2023/10/2

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