100円の汎用ボトルでKX250Fのラジエターキャッチタンクを自作

CGCおたまじゃくしクラスに参加するにあたってKX250Fにはラジエターファンが付いておらずラジエターのドレンホースも垂れ流しになっているため、”オーバーヒート → ラジエターキャップからオーバーフロー → ラジエター液減る → 冷却効果下がる → さらにオーバーヒートしやすい” ってな感じの悪循環を少しでも改善するために汎用のボトルを使ってキャッチタンクを作っていました。

市販の汎用キャッチタンクもありましたが、これぐらいなら適当に作れるやろってことで自作することに・・・。

とにかくボトルがいるので100均を回ってみたのですが、思った感じのボトルが見つからずいつものAmazonで調べてみるといい感じのボトルが。

購入したボトルのサイズはこんな感じです。

  • 容量:250mL、寸法:口内径φ31.5mm、本体外径φ63mm×フタ無高128mm(フタ付高131mm)
  • 材質:本体・キャップ/ポリプロピレン(PP)
  • 使用温度範囲:0~98℃

値段は100円以下でPrime会員だと送料無料でした。

使用温度範囲が若干狭いので真冬では硬化して破損の恐れがありますが、エンジン付近に付けるのでたぶん大丈夫でしょう。高温側は直接エンジンに触れなければ出てきたラジエター液がボトルに来る頃には少し冷えてると思うのでこちらもたぶん大丈夫。

今回大会から帰ってきても劣化している雰囲気は無いので問題ないと思いますが、自作を試す場合は自己責任でお願いしますね。

右側はエキパイがあるので取り付けはエンジン左側にしました。

まずは既存のラジエタードレンホースを引っ張り出します。

取り付けステーはみんな大好きホームセンターステーです。今回はたまたまガレージにあったステーがジャストサイズでした。適当なボルトに共締めして滑り止めのために隙間テープを貼り付けました。

今回ステーの厚みは薄めですが、転倒した際に曲がって他の部品を破損しないように強度を持たせるのか、あえて曲がることで取り付け部の破損を防ぐのかどちらがいいか難しいですね。

取り付け位置が決まったらボトルの蓋に穴を開けます。ホースより若干小さめに穴を開けることで隙間なくホースを差し込むことができます。今回はドリルの刃を手で回して穴を開けました。

透明のホースがラジエターキャップから出ているホースで、緑色のホースが圧抜きのためのホースになります。

ラジエターキャップからのホースは内圧が下がった際にキャッチタンクからラジエターの方向にクーラントを吸えるようにボトルの底に垂らしておきます。緑の圧抜きホースはギリギリまでクーラントをキャッチタンク外に出さないように短く調整しました。

ボトルとホースの位置関係が決まればちょっとクーラントを入れてタイラップで固定すれば完成です。

タイラップは耐候性と耐熱性の事を考えてちゃんとしたメーカーのものを使用しました。

紫色のクーラントが何とも言えない良い感じ出してくれてます。

なんとか作れるかな程度で挑戦したラジエターキャッチタンクの自作でしたが、思ったよりうまくいって安くついたので良かったです。

耐久性や機能面も含めて自己責任ではありますが、気になった人は是非自作に挑戦してみたください。

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