エンデューロ、モトクロスなどに  100均で揃うDIYマディー対策と走行してみた結果は?

先日参加してきたエンデューロごっこですが、当日すごい雨予報となったのでネットで調べまくって出来るだけマディー対策をしてみました。出張から帰ってきたのが大会前日の夜だったため、バイク専用品は購入できず100均と薬局で揃えられたものでのDIY対策になりました。

購入してきたものはこんな感じです。

・梱包用のプチプチ

・ラップ

・粗目のスポンジ

・ガムテープ

・軍手

この他にメッシュ状の滑り止めマットが家にあったのでそちらも使用しました。

それぞれどんなオフロードバイク専用品の代用としたのか、使用方法と効果はどんなものだったのか参考にしてみてください。

・滑り止めマットはラジエーターの泥除けに

ラジエターの前面に取り付けることにより、飛石等によるラジエーターの破損や泥詰まりによる冷却性能の低下を防ぐのが狙いです 。

オフロードバイク専用品だとTwin Air のマッドスリーブがあります。

もちろん専用品を使用するのがいいですが、代用品として100均などで売っている滑り止めマットを結束バンドで取り付けました。

ついでに泥がたくさん付くスキッドプレートの前面にも取り付け。

2時間の走行後はラジエター部にほとんど泥が付いていなかったため効果はあったと言えるでしょう。スキッドプレートの前面にはおもいっきり泥が付いた状態だったので場所によって効果が違ってくるようです。大会では台所の流しに使う排水溝ネットを使っている人もいました。目が細かすぎてダメかと思いますが、目詰まりすることなく使えるそうです。

・スポンジをスキッドプレートに入れて泥詰まり防止

スポンジはスキッドプレート内側の隙間に詰め込んで泥が入ることによる重量の増加を防ぎ、走行後の洗車を楽にします。

オフロードバイク専用品はDRCの物が安そうです。

DRCの物は結構安いので100均スポンジを使うメリットはあまり無いかもしれませんが代用は可能です。洗車用のスポンジのように目が細かいものは水を含みやすく泥が詰まらなくても重くなってしまうので、目が粗く水が切れやすい事を売りにしているスポンジを選ぶことが重要です。

走行後のスポンジ部の写真がありませんが、スポンジの内部まで泥が入ることは無く、一定の効果はあったと思います。今回実際にスポンジを詰めて走って思ったのは隙間に詰め込むというより隙間への入り口を塞ぐように入れるのがコツかもしれません。

・梱包用のプチプチでフェンダー裏への泥の付着を防止

梱包用のプチプチはフェンダーの裏に貼り付けて使用しました。

オフロードバイク専用品はZETAから出ているスポンジタイプになります。

マディー対策で検索するとヘルメットに梱包用のプチプチを貼る事で泥の付着を防止するってのは良く出てくるのですが、バイクに貼ってみたという記事は見つけることができませんでした。無いなら試してみようって事で挑戦です。今回はリヤフェンダー後方のみにガムテープで貼り付けてみました。

タイヤが巻き上げた小石などでプチプチが潰れて効果が出ないのかなと思っていましたが、走行後確認してみると想像より効果がある感じでした。穴が開いている部分もあり内側に泥が侵入している部分もありましたが、プチプチを剥がすとフェンダーはほとんど汚れて無かったので洗車も楽でした。

今回はエンデューロごっこということで高速走行も少なかったですが、モトクロスレースなどで全開走行の時間が長いと効果が得られないかもしれないです。

・シリコンスプレーで泥の付着を防止

フロントフェンダーにはシリコンスプレーを吹いてみました。

オフロードバイク専用品はヤマハやラベンから出ています。

フェンダー裏へのシリコンスプレーは思いっきり泥が付いていてほぼ効果が無かったと思われます。専用品もそこまで高くないので一度試してみたいですね。

・フロントフォークにウエスを巻いてフォークシールを保護

これは完全に非常用の無いよりマシかって事でやってみました。

オフロードバイク専用品はフォークに巻き付けるタイプかダストシールに被せるタイプがあります。

マディーの中を走行するとダストシールの中に泥が入り込んでしまい運が悪ければ一回の走行でオイルシールがダメになってしまうそうです。さすがにマディー走行毎にシール交換はめんどくさいので、なにかしらの対策をしている方が良さそうですね。

非常用のウエス作戦は走行後にオイル漏れしていなかったのでとりあえず成功かと・・・。

・ブーツにラップを巻いて泥の侵入を防ぐ

走行中ブーツの中に泥が入り気が散るのを防ぎます。

オフロードバイク専用品はカッコいいです。

カッコを気にするなら専用品。気にしないならコスパ最強ラップ。

ブーツに泥が入り込むと結構気持ち悪かったりすると思います。レース中となると泥を出すことはできないし、走行後のブーツのメンテナンスも大変。

せっかくカッコいいバイクに乗っているなら装備もかっこ良くいきたいところですが急遽対策が必要になった場合はどこの家庭にもあるラップで代用できます。コツは上下幅を多めに巻くこと。ガムテープをぐるぐる巻きにしても代用できますが、ラップの方が動きに支障が出にくいそうです。

膝までラップ巻いてる人もいました。

・マディーレースでは専用グローブより軍手?

専用のグローブだと濡れたり泥が付くと滑りやすいですが、軍手は目が粗いので泥が付いても滑りにくいそうです。同条件で比較はしていないのではっきりとは分かりませんが、軍手で2時間走りましたがネガティブ要素は無かったです。予備も準備しやすく汚れがひどければ使い捨てにもできます。

・泥汚れに効く!作業着用洗濯洗剤を使ってみた

ホームセンターでたまたま見つけた泥汚れ用の洗濯洗剤

泥汚れ専用洗剤はいろんなものがあると思いますが、ホームセンターに行ったときにたまたま見つけたこちらの洗剤を使ってみました。試すのはマディーレースでどろどろになった軍手。使い捨てに出来るとか言いましたがもったいなくて捨てれないので洗って再利用します(笑)

水道のホースで大まかな泥を落とし、洗濯機で一晩漬け置き洗いしました。これだけ落ちたら良いんじゃないでしょうか?

やっぱり専用って凄いですね。

今回はエンデューロごっこに参加する為に行ったDIYマディー対策を紹介してみました。もちろん専用品で対策を固めるのがベストではありますが、急遽対策が必要になった場合や少しでも安く抑えたい場合などの参考になれば幸いです。

ブーツのラップ巻きなんかはツーリングの急な雨にも応用できるかもしれませんね。

これから梅雨の時期に突入していきますが雨対策をしっかりして少しでも快適なバイクライフを送りましょう!

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